原画企画
2025年9月9日
【ARM】各出展タイプの解説
こんにちは!TSUKUSHIです。
国内最大級の小原画の祭典、”Artrooming Market 12″!
2026年1月10日(土)〜1月14日(水)に、いつものエーワンギャラリー(名古屋)で開催決定!
※1/17(土)〜1/25(日)で通販 → TSUKUSHI ART SHOP

▼Artrooming Market 常設ページ
https://tsukushi-team.com/project/artrooming-market/
※上記ページは、今後のArtrooming Marketの動向が集約する常設ページです。企画自体が運用終了しない限りは、来年も再来年も当ページに最新情報が掲載されます。ぜひブックマークの登録お願いいたします
只今、出展作家さんの最終募集中です。
Artrooming Market(ARM)は、3タイプの小原画を展示/販売できますので、各出展タイプについて解説します。

【出展タイプ(A)額縁”付け合せ”原画】
原画を額縁屋に郵送 → 額縁屋が作風に合わせ額縁を厳選し額装 → つくしがギャラリーで展示販売!

額装をお願いする高山額縁店は、昭和21年創業の超老舗です。つくしとしては、額縁のことはすべて高山額縁店さんにお願いしているくらい、すごく信頼していて、名古屋で1番のクオリティだと感じています。
そんな額縁屋の社長や専門スタッフの方に、1作1作原画を観てもらい、数十種類〜百種類程から見繕った、厳選額縁1点を付け合せ、額装してくださいます。※1作1点提案、作者には写真で展示前にご報告
作家さんが自分で額縁の付け合せ(選定)するには、なかなか買い迷うこともあると思います。通販だと実際に額縁現物が届いて原画と付け合せたときになんか違うなってこともありますし、量販店で売っている額縁はやはり少し安っぽかったりします。
ですので、基本的には額縁屋へ行き、プロに似合う額を見繕ってもらうことをおすすめはしております。が、近くに額縁屋がなかったり、原画を持参して額縁屋に行くのって少し腰が重かったりしますよね。
当企画では、原画を郵送するだけでok!で、信頼と実績のある額装のプロにこれだ!という額縁を付け合せてもらえる、他にはない企画です。

もちろん、どんな額縁になるのか少し不安な気持ちはあると思いますが、作者側の思い入れももちろん大切なのですが(大切です!)、額装のプロから”この額縁が似合うと思います!”という提案はそれはそれで、原画を第三者にお迎えいただく上では、有効なフィルターだと思います。ぜひ一連の流れも経験として楽しんでもらえると嬉しいなと思っております。
※また、額縁自体は良い造りですので、もしお迎えがなく原画と一緒に額縁が戻って来た際は、別の作品を入れるなどの活用もできます。2千3千円以上の額(または廃盤になっているレア額)がもらえるので、実質出展料は2千円くらいです!とても安いと思います
こちら参考にご覧くださいませ → 以前の付け合せ額縁(通販)
【出展タイプ(B)ミニ額原画】
作家全員統一のミニ額を活用した原画を、ギャラリーで300作以上を一挙に展示販売!

ミニ額原画は、つくしの販売企画で5年6年くらい前から、各出展作家さんの出品でよく見かけるようになり、ここ数年でアートシーンでひとつのジャンルとして確立したなと感じてます。
前回のアートルーミングで、ミニ額原画を300作一挙に展示して、俯瞰で眺めたり1作1作じっくり見たりしたのですが、作家個性がぎゅっと凝縮していて、小さいから見劣るということは一切なく、本当に1作1作すごく魅力的ですごく素敵でした。
それと同時に、販売物としてもバランスが良いなと感じています。作家さんもある程度コンパクトに制作できる点。お客さんも好きな作家さんの一点物をある程度手に取りやすい価格でお迎えできる点。そしてそれによって、お迎えする/してもらうという、ファン←→作家にとってとても大切な出来事がよりたくさん生まれます。
“一点物”という需要と供給がある今、つくしとしても盛り上げたいジャンルです!
▼ミニ額自体に絵描いたり、装飾するのもおすすめ!(剥がれやすい装飾には注意)

【出展タイプ(C)ドローイング原画】
“線画(1色)+彩色(2色まで) ※濃淡は1色に含む”という制作方法で、各作家さんの個性やアイディアが込められた原画を、ギャラリーで200作以上を一挙に展示販売!

そもそも、ドローイングとは?という作家さんも多いと思います。つくしの解釈を、経験&検索ベースで考えを記します。
まず、ドローイングという名称を改めて知ったのは、ある作家さんの個展の搬入をした際に、主線と単色で描かれたポストカードサイズの原画に、”ドローイング”というキャプションが貼られていたときでした。
僕は、専門学校で抽象画を描いていたので、元々のドローイングのイメージは”ジャクソン・ポロック“でした。
その作家さんの個展で新しい概念のドローイング作品を知って、またその原画がすごく素敵で、実際にたくさんのファンの方がお迎えしており、なるほど!と思い、ARMにドローイング枠を導入するきっかけになりました。導入時に改めてドローイングについて調べました。一例 → ドローイング|美術用語解説
そういった調べた結果と個展で知った経験、そして作家さんから色々話を伺ってみると、定義や手法があやふやで迷うということで、つくし(ARM)では、ドローイング=”線画(1色)+彩色(2色まで) ※濃淡は1色に含む”というルールにすることにしました。結果的に、毎回たくさんの出展/お迎えがあり、つくしではだいぶ定着してます。
ドローイングもミニ額原画と同じで、作家個性が1線1色に込められていて、シンプルだから見劣るということは一切なく、本当に1作1作すごく魅力的ですごく素敵です。同じく、販売物としてもバランスが良く、”一点物”という需要と供給がある今、つくしとしても盛り上げたいジャンルです。
Artrooming Marketも今回で12回目!小原画を累計2500作以上も展示販売しております。ARMファンも増えているのを実感しております。実際、前回の販売初日の抽選会は、50人以上集まる大盛況でした!通販も実施していますので、日本全国に小原画ファンを増やし、原画文化の発展に引き続き努めたいと考えています。
ぜひ、国内最大級の小原画の祭典を、一緒に盛り上げてください!
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