つくし報

【つくし荘出展作家インタビュー】Ohira Takafumi(第1部、Komore)

カテゴリー:つくしチームからのお知らせ2017.09.14

9月13日(火)よりはじまりました「つくし荘 作家選抜展」。今年も46人の魅力溢れる作家が2週にわたって名古屋に集結します。
今回は広報より出展作家46名をインタビュー形式でご紹介します。
つくし荘を観る前に、観た後に、ぜひお読みいただき、もっともっと作家のファンになっていただければ嬉しいです。

 

Ohira Takafumi(第1部、納屋橋Komore会場)

Profile:
「small exploration」は自身のツルツル頭に様々なものを投影する「Projection ATAMApping Project」の中において頭を星々に見立て、宇宙探査の歴史的シーンを再現する「space exploration」シリーズからのスピンオフです。
小さな宇宙飛行士がこの地球を探索・冒険します。

instagram上でもその姿が日々確認出来ます。

instagram URL
http://instagram.com/small.exploration
twitter URL
https://twitter.com/SmallExplore

 

Ohira Takafumi_1

Q:
写真での表現を始めたきっかけは何だったのでしょうか。
A:
ありがちですが、高校生の時にたまたま自宅にあった父のマニュアルカメラを使い始めたことです。普通に自然や風景を撮ってました。
絵も描いてましたよ、高校生の時までは美術部と写真部を兼部してましたから。

Q:
いま絵ではなく写真を続けているのは、やはり窓明りとかアタマッピングとか(下の画像2種)、追求したいテーマに出会ったからなんでしょうか?
A:
いや、追求したいテーマに会ったから、では無くて、たまたま、です。スポーツしたり、美味しいもの食べたり、海外旅行したりするより、たまたま絵を描いたり写真撮ったりする方が好きだっただけかと。今でも続けている理由は、たまたま好きだから、ですね。
いま絵より写真表現なのは、写真のが本当も嘘も含めて「この世界に近い」から、ですね。
絵は作者と言うフィルターが強いですから。
そして写真のが自分の見たい風景を表現するのにしっくりくるのです。

Q:
大人になってから「好き」を継続するのって意外と難しいと思うんです。
Ohiraさんにとって、これだから作家活動やめられないと思う瞬間はありますか?
A:
そうですね…
やめられないなぁ、って瞬間は見たい風景や思いがけないイメージが出て来た時ですね。他人に見せるのは二次的なもので、先ずは自分が観たいからやっております。

Q:
今回展示の「small exploration」、もともとATAMAppingで星のうえを探索してた宇宙飛行士のスピンオフとのこと。
そもそもATAMAppingを初めて見たとき、綺麗だなあというのと、頭をそう使ってきたか!といういい意味での脱力感とインパクトとですごく面白かったのですが、どんな経緯で頭に星を投影するところに思い至ったんですか?
A:
作品のきっかけはいくつかあります。
一つ目は、ライト型の万華鏡で遊んでいた時に友人がたまたまふざけて僕の頭に当てたらかなり美し面白かったこと。
二つ目は、それより以前にハロウィンに何になろうか?と考えた時に、自分で頭部全体を夜空にして星座を描きこんで「プラネタリウム人間」になってみたこと。他にも色々複合的な要因が組み合わさって出来ました。

Q:
制作において大切にしていることはありますか?
A:
作品制作で大切にしていることは、自分がやりたいようにやるだけ、って事ですね。
仕事でも何でもなく好きでやっているだけですから。
変に玄人意識やプロ?意識みたいなものは持たない、って事でしょうか?
もっとも、立派にプロアーティストです!と活動されている方々のように立派な何かプロ意識を持つような技術も何も無いので当然ですが。

Q:
お客さんの反応で印象的だったことがありましたら教えてください。
A:
窓明りの作品では、窓明かりを見て、皆さんそれぞれ想像を膨らませたり、思い出話しをされたりしてました。
窓明りの映像作品を展示した際には、ある中年の男性が、昔、片想いで好きだった人の家の窓明りの思い出話しをして下さりました。
結局、想いは伝えられないまま終わったらしいですけどね。
当たり前だけど、窓明りひとつひとつに人生や世界があるのですよね。

Q:
確かに窓明りは自分の家から親戚の家から、すぐ近くにある景色というのも相まって観る方の感情をくすぐるのかもしれませんね。
最後に。
small explorationの彼とOhiraさんがどうやって撮影に挑んでるのかお伺いしたいのですが…
…こういうのって秘密でしょうか?
A:
それは彼が勝手に旅しているだけなので、分かりませんね、たぶん…

 

窓明り採取シリーズ
Ohira Takafumi_2

Projection ATAMApping Project
Ohira Takafumi_3

 

いつも「そうきたか〜」と膝を打ちたくなるOhiraさんの写真シリーズ。今年はsmall explorationがつくし荘にやってきました。
彼はどこに行くのか?どうしてここに来たのか?作品の向こうの物語を思い浮かべてお楽しみください。

 

インタビュアー:TSUKUSHI TEAM 大澤

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